展覧会のご紹介

 2019年の国際博物館会議(ICOM)の大会テーマ――「文化をつなぐミュージアム-伝統を未来へ-」は、博物館に高度な文化的視野を打ち立てました。この度の京都大会において、台湾の展示会には「博物の島」及び「東アジア博物の美」の二つのテーマを設定し出展しております。そこでは、台湾の博物館に於ける役割およびその行動を示すと同時に、台湾の多様な環境と文化の側面の内包と精神を呈します。

 メイン展示館となる「博物の島」では、近年、台湾の博物館が推進しているプロジェクトを総括し、「継続可能な環境づくり」、「人権と正義」、「平等権と文化権」及び「コミュニティと市民の参加」といった現在社会が直面している代表的な課題に対する台湾の博物館の提議と実践の成果に焦点を当ててご紹介します。この展示を通して、台湾の博物館における実質的な貢献をご紹介し、同時に博物館が台湾社会において多元文化へと発展していった時代的な意義を伝えます。

各議題について博物館コミュニティの行動

活動情報